いろは

振袖をお召しになられる大切な記念日。
その日にあわせて、ご準備の流れをご説明します。

ヘア・メイク イメージ作り編

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女優さんやモデルさんの着物ヘア・スタイルなどをチェックしましょう。
雑誌をご覧になられて、気になったヘア・アレンジなどはそのページをスクラップしておきましょう。
振袖にも似合う、お手持ちのヘア・アクセサリーを活用しましょう。
かんざしや櫛など着物用の髪飾りもオシャレですが、お手持ちのヘア・アクセサリーも十分に活用できます。洋風かんざしや品の良いコサージュなども振袖にあわせてコーディネートしてみましょう。
お手本のメイク、ネイルも楽しく資料作りしてみましょう。
本番当日、ご自分でメイクをなさる方、またプロの方にお願いする方も「振袖に映える」メイク・アップまたはネイルの資料を雑誌などからスクラップしておきましょう。そのご準備も楽しいひと時です。
ご自身のイメージが出来上がったなら着用日から遡って、半年前にはご予約を。
当日、着付けとヘア・メイクをプロの方にお願いするのならヘア・サロンに予約を入れましょう。ネイルにもこだわりたい方はネイルサロンにも予約を入れます。人気のあるサロンには予約が集中します。大切な記念日、お早めのご準備を。

お召しになられる前日までのご準備

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1~2日前までには振袖のチェックを。
振袖の仕付け糸を抜き、飾り用の刺繍半衿を長襦袢に付けて、ハンガーに着物をかけましょう。袋帯、帯締め・帯揚げのご準備も忘れずに。
お草履は一度、室内で試し履きを。
一度、室内で試し履きをします。素足のままでも結構です。履きなれる前の鼻緒は固いので、少し、ゆるめる気持ちで、お家の中を歩いてみてください。
着付けのお道具、そしてハンカチをご用意ください。
着付け道具一式、またハンカチを準備します。汗とり用や万が一の汚れとり用に十分な枚数をご用意ください。
バッグのご準備は手抜かりなく。
着物用バッグやパーティー用のバッグに必要なものを入れてみると、意外と小さく、お道具がすべて入りきらないと云うお話をよくお聞きします。お洒落バッグは小振りなタイプが上品です。お荷物は出来る限りの軽量化を。そして女性らしいサイドバッグは必要に応じて持ちます。
お早めに就寝を。
前日はしっかりと睡眠をとりましょう。素敵な明日にそなえて‥

ご着用日の心がけ‥

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ご自宅でしっかりとお食事は召し上がって。
着付けやヘア・メイクにとりかかる前に、お食事はしっかりと。体調をととのえてから、お振袖で晴れの日を満喫しましょう。
美容院、ヘア・サロンには首周りにゆとりのあるお洋服で。
美しく整ったヘア・アレンジを崩さないよう、首まわりにゆとりのあるお洋服を着ましょう。
メイクはお洋服の時よりも、くっきり、はんなりと。
振袖にほどこされた彩色や文様は“艶やかなるもの”。それを引き立たせるには、いつもより、くっきりのメイクがよりお顔を引き立たせます。
着付けの方には、ご自分の意見をはっきりと伝えて。
着付けをして頂く方には腰紐の結び具合、袋帯の締め具合などでご自分がもしも窮屈を感じたのなら、その旨をはっきりと伝えしましょう。最初の着心地が肝心です。
お写真の撮影時には、手先、足先に適度な緊張感を保ちます。
記念撮影はあなたらしく、いつもの素敵な笑顔で、足元・手先に気を配り、着物姿が美しく写るように丁寧な動きに心掛けましょう。
お洋服の時よりも、ゆっくり丁寧に歩いて。
今日は「お姫様Day」とご自分で称して、優雅にゆったりと過ごしてみましょう。
いつもと違うあなたの雰囲気、大和撫子な振る舞いは多くの方を魅了するはず。電車や車の乗り降り、階段での所作、またお食事やティー・ブレークの時にも、大切なお振袖をいたわる“優しい”物腰で丁寧な気持ちを常に心掛けましょう。
袖口からあまり腕をのぞかせない様に心掛けます。
片手を上に上げる時、袖口に手を添えて腕を見せないように心配りを。その“たしなみ”が着物姿をいろどる女性の美しさ、物腰と映ります。

振袖からお洋服に着替える場合

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ご着用の振袖・袋帯・長襦袢などは室内干しを
ご着用後の振袖、袋帯、長襦袢、帯締め、帯揚げはハンガーで半日~1日、室内干しをいたしましょう。その後、メンテナンス(汚れ・シミ・しわ)をしたい方は着物専門店ですぐにアフターケアをお願いします。

緊急事態! 困った時は?

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振袖や袋帯に汚れをつけてしまったら?
万が一、汚れがついてしまった場合、裏地にあて布(ハンカチ)をあて、上から汚れをハンカチなどでふき取り、その場合は擦らず、緊急の処置(汚れふき取り)をしてください。その後、最寄りの着物専門店でシミ抜きを早急にします。
雨の場合は、必ず傘でガードを!
絹は大変デリケートで、繊細な素材です。振袖姿で雨にさしかかった場合などは、先ずは濡れないように、傘に入るか、少し雨宿りをしましょう。着物用のレインコートをお持ちの方ならいざ知らず、何のご準備もない方は、雨に濡れないよう十分にご注意ください。
その後、水分を含んだ振袖・袋帯は半日ほど自宅でハンガーにかけて乾かし、着物専門店でメンテナンスを行ってください。

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